完結!俺たちのソーホーin名張
台風5号の影響から雨模様が心配された29年度の名張市消防団操法競技会。
いざ当日を迎えてみれば・・・
めっちゃめちゃ快晴!!
35度を超える猛暑日となりました。。。ちょっと走るだけで全身が汗でビショビショに。
太陽光が眩しすぎて、まともに目を開けていられないほどでした。
この猛烈な暑さの中、各団2ヶ月に渡る練習の成果を披露し合いました。
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ついに来たソーホー大会当日
ソーホーとは消防操法(しょうぼうそうほう)の略。
指揮者、1番員、2番員、3番員の4名1組で行い、設置された防火水槽から給水し、50メートル離れた火点と呼ばれる標的まで、いかにすばやく無駄のない放水ができるかを争う競技。
しかも、ただ早ければ良いということでもなく、途中様々な「作法」があり、消防団版シンクロナイズドスイミングみたいな感じで、4人で息を合わせた連係プレーで動かなければいけません。
詳しくは前回の記事を御覧ください。
ちなみに今回、私は上記写真で水を飛ばす1番員として出場させてもらいました。
水飛ばしあり、伝令あり、ダッシュありと、当初思っていたよりも結構しんどいパートだったなと思います。
この2ヶ月間、週に1、2回ほど夜な夜な集まって練習を行ってきたのですが、
1番員には1番員、2番員には2番員と過去ソーホーを担当してきた代々の先輩方からご指導をいただくことができ、何とかこの日を迎えることができました。
最初、右向け右すら綺麗にできなかった私に、根気よく付き合ってくださり本当に感謝しています。
気になるソーホーの結果は?
ソーホー競技会は、名張市内の9分団が代表選手を出して競い合う、地元と地元のプライドをかけた戦い!
我々の分団は万年最下位ということで今年はワースト脱出大作戦と銘打ち、例年よりも厳しめに練習を積んできました!!!
先輩たちからの熱い声援を受けながら始まった俺たちのソーホー。
大人になってから、こうして大歓声を受けて試合に臨むことなんてマラソン大会以外で無いので、かなり嬉しかったです。
アドレナリンが出まくったのか、本番では自分たちの最短記録を更新!
やれることはやりきりました。
さて、気になる大会の結果は
なんと!
…9位。
ええええええええ!?!?!?!?
あれだけ練習して最下位って!!
他の分団の皆さん、どんだけ練習してますのん!!!
これはもう、むしろ清々しい!
5位くらい狙えるんじゃ無いかと本気でワクワクしていた自分が本当に恥ずかしい。。。
大差をつけられ、ぶっちぎりの最下位でした。。。
悔しいけど、これが現実なのよね。
ソーホーの本当の意図は「地域力の向上」
正直、練習を始める前までは、スピードを競い合うこんな形だけの防火訓練にどんな意味があるんだと思っていましたが、だんだんソーホーを行う本当の意図が見えてきました。
それは地区の人間同士の絆を深めること。
有事の際には、いかに素早く行動出来るかが勝負。それには阿吽の呼吸が必要不可欠ですもんね。
ソーホーを通して、普段から連携が取れるような人間関係の形成、団員のコミュニティを構築する、それこそが本当の訓練だったのです。
選手同士の横のつながりの強化はもちろん、夜な夜な練習に付き合ってこれる先輩団員の皆様との縦のつながり、同じ目標を定めることで縦と横の絆を深め、地域力を向上させるうってつけの訓練だったと気がつきました。
消防団に入って3年になりますが、ソーホーを終えて、これでやっと本当の意味での消防団員になれた気がします。
さて、今からは慰労会。さらなる絆を深める親睦会に行ってきます!!