年の瀬恒例!消防団の年末特別警戒

12月29、30日の2日間は毎年恒例の消防団による「年末特別警戒」。

まぁ、要は「火の用心〜!」と言いながら夜な夜な街を見回るアレです。

僕の地区では、昔は小学校の子供達が見回る当番だったようですが、徐々に子供の数も減り、さらに夜に子供達に出歩かせるのは危ないということで、現在は我々消防団の担当となっています。

おっさん達が「火の用心」と叫びながら歩いても、耳さわりなだけなので、今は静かに街を徘徊するだけの儀式になっています。

それぞれの待機所にこもりながら、深夜(早朝?)まで順繰りで街を見回って行くのですが、今年も警戒中に1件もボヤは起きず平和に過ごすことができました。

この2日前には、市民農園で野焼きが火元とされる火事が起きて全員で出動したばかりということで、ちょっと嫌ーな空気が漂っていうたのですが、何も起こらずホッと胸を撫で下している今日この頃です。

<スポンサーリンク>

アラサー、アラフォーで夢を語り合う

私が所属している地区の消防団は皆アラサー、アラフォーの集団。

深夜になってくると、徐々に変なテンションになってきて今年は何故か「夢を語り合う」という訳の分からない展開に。(もちろんお酒は飲んでいませんよ!シラフです!!)

いい歳こいたおっさん同士が酒も飲まずに夢を語うというのは、翌日思い出してみるとかなり恥ずかしい思い出となりましたが、後ろ向きな考え方が多い昨今の世の中で明日を向いて話し合うことができたことは貴重な経験となりました。 

年下から良い刺激を受け、夢を夢とせず、行動に移さにゃならんなと自分への戒めにもなりました。趣味として行動を移すだけではなく、それを生業とするためにはどうするか、しっかりとした未来のビジョンを描きながら生活している仲間もいて、素直にすごいなと感銘を受けました。

帰るころには、すごく晴れやかな気持ちになって、これまでにないくらい良い年末になりました。

こうやって、気兼ねなく何でも語り合える間柄が築けているのは、地域にとってもプラスだな。

ソーホー大会に出場した時も思いましたが、やはり消防団の活動は全て地域の絆強化の一環なのだなと再認識させてもらいました。

自分たちの下の世代は、もうほとんど地区には残っておらず、今の仲間の子供達の世代が入ってきてやっと自分たちが抜けられるということになる恐れもありますが、今のメンバーなら正直何十年でも一緒にいても苦ではない、そんな気がしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください