スマホを使うと2時間の学習効果が消える!?!?「やってはいけない脳習慣」

ニンテンドーDSなど「脳トレ」で一大ブームを引き起こした東北大学の「川島隆太」教授が監修した「やってはいけない脳の習慣」という本を読みました。

子育て中の親なら、この本は絶対読まなきゃいけない!!という知人の強い勧めで読んでみたのですが、、、ええ。子育て中の親なら、間違いなくこの本を読んで損はない!!

もうね、衝撃すぎる内容のオンパレード。

仙台市教育委員会が毎年度行っている「標準学力調査」に合わせて、仙台市の公立小学校、中学校に通う全生徒を対象に7年間、約7万人から「スマートフォンの使用時間と成績との関係」についてのデータを集め、その統計から解析した調査結果が詳細にまとめられています。

こんなに、はっきりと恐ろしい解析データが出てしまうとは。。。  

このデータを取った、川島先生自身もその結果に絶句し、自分の子供にスマホを渡してしまったことをおおいに後悔したそうです。

そこで、この本を出版することで、例え多くの「大人」を敵に回したとしても、未来を支える子供達のために、このまま見過ごすことはできないと強い決意で執筆したそうです。

 

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スマートフォンを4時間使うと2時間の勉強効果が「消える」

スマートフォン、携帯電話、タブレットPC、その年代別の普及率を総務省が調査した所、20代は9割、10代の子供でも6割以上がスマホを所有しているそうです。

スマートフォンを使って最も利用されているアプリが「LINE」。同省の調査によるとスマホを持つ10代の子供の7割以上が利用しているということがわかりました。

便利なツールであることはもちろんですが、最近では「LINEいじめ」や「グループ外し」などLINEに関する様々な社会問題が起きていることもしばしば耳にします。

この「LINEが普及したこと」と「勉強効果の減少」には密接した関係があると川島先生は述べています。

いやいや、そんなのスマホやLINEのしすぎで勉強をしないから成績が下がっただけでしょ?と思われる方もいるかもしれません。

しかし、7万人のデータが教えてくれたのは、1日2時間以上勉強していても4時間以上スマホを使ってしまうと、勉強をほとんどしない子と成績がほぼ一緒か、それ以下になってしまうという衝撃の事実でした。

中でも特にLINEの使用が学力低下により強い影響を与えているそうです。(データの詳細は本に載っています。)

どうして、勉強効果が「消えて」しまうのか

なぜ一生懸命に勉強したのに関わらず、長時間スマホを使うと成績が下がってしまうのか、それはスマホを使った時に「脳内で前頭葉の活動低下が引き起こされている」からだといいます。

中でも、集中力や衝動的な行動を抑えるという「前帯状回」という部分が麻痺してしまい、脳の働きが弱くなることで注意力などが散漫になり、勉強を長時間行なってもほとんど記憶に残らないようになってしまうそうです。

もちろん、脳への影響だけでなく、LINEを行なっていると「既読スルー」に対する恐怖心などから、メッセージが気になって勉強に集中できないということもあると思いますが、こうして脳にも影響を与えているという事実は驚きでした。

どうすれば学力低下を防げるか

せっかく勉強しても効果がなくなるなんて、そんな悲しいことはない。。。 ただ、一度手に入れてしまったスマホを今更手放すことなんて到底できません。

ではどうすれば良いか、

スマホ・LINEの使用時間を1時間未満にできれば脳の働きが弱まることを防ぐことができるという結果が報告されています。

親子でコミュニケーションをとりながら「1時間に抑えるようなルール」を定めることができれば、成績への悪影響をとどめることができるかもしれません。

本には他にも「ゲームのプレイ時間とドーパミンの関係」「テレビの視聴時間と言語知能との関係」などなど、脳にどのような影響を与えるか気になる内容が満載。 

これは読んで損はないです。かなり勉強になりました。

スマホやゲーム、テレビなどを長時間利用しているということは、家庭内でのコミュニケーションが少ないということの裏返し。
 
「スマホを1時間に抑えられる」という親子関係の良好さが学力低下を防いでいるという考え方もできますよね。
 
私の家でも、「テレビやDVDをつけて子供の気を引いておこう」とか、「ちょっとウルサイからYoutubeを見せて静かにさせておこう」とか、子供と向き合うことをメディアに丸投げしてしまっていることもしばしば。。。 (ブログを書き始めてから夜一緒に遊ぶ時間が減ったことも事実)
 
自分としても考えさせられることが多い、本との出会いでした。
 

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