GO!GO!むらんちゅ麦わら作業DAY!
令和5年5月5日。まんまる満月の円結び。
GO!GO!GO!の日ということもあり、このパワフルなメンバーでむらんちゅ麦わらファームの造成作業を行っていきますよー!
この日集まったのは、三重県在住3名、大阪在住3名の計6名。
私とディーちゃん以外は、初めて農園を訪れる方ばかりです。
アースリズムマーケットで興味を持ってくださった女性の参加者様もいらっしゃって、こうして新しい輪や縁が繋がり広がっていくんだなと感動しました。
ヨシ原に覆われながら作業を行っているこちらの女性。
以前、麦わら農園見学にお越しいただいたこともある協生農法実践者のスーザンです。
僕らが伊賀で始めた新しいプロジェクトにも関心を持っていただき、今回お手伝いに来てくださいました!
スーザンは、かつてアメリカで湿地の研究を行っていたスペシャリスト。
専門家の目線からすると、むらんちゅ麦わらファームの湿地帯がどのように見えるのか。
私が考えた活かし方を提案するとともに、より効率的に余剰分を出させる方法などを模索していただきました。
酸化鉄にメタン。酸素を送って分解が進まないとここまで腐敗するのか。。。
久しぶりに、ややアカデミック寄りの濃ゆいネイチャーの話が出来て楽しかったです。
人力の作業ということもあり、まぁボチボチ改善していきますかね!
こちらは、松阪在住の服部朋弘さん。
来年開かれるJapan Expo Paris2024にも出演が決まっている書家&路上詩人です。
去年から伊賀で「虹のかけはしプロジェクト」を立ち上げ、人と人との輪を結び地球環境のことを考え心に虹の橋をかける様々なイベントを行っているということで、理念など目指す方向や価値観が似ている私たちにシンパシーを感じ、参加してくださいました。
そんな世界的アーティストとともに取り組むのは、こちらの放棄つる性棚の復元。
地主さんのおじいさまがここでキュウイを栽培していたこともあるそうですが、今はノイバラやクズなど強靭なつる性植物が密生する巣窟となっておりました。
せっかくある資材を協生つる性棚に活用しようと、私と二人手鎌1本で切り開いていきます。
世間話をしながら、淡々と作業を進めること40分。
なんということでしょう。
あんなにうっそうとしていた棚が、日光に照らされ輝いているではありませんか。
作業を終えて無言でハイタッチをする私と服部さん。
人の意思が未来への道を切り開く。
無謀だと思った時点で道は未知になり、前へは進めない。
開墾作業は面白いなぁ。1日1日見える景色が変わっていくんだもん。
作業の全てが前向き未来向き。全てがポジティブ。
それを参加者みんなで体感して共有する。
そりゃ楽しいに決まってますよ。
今年中には伊賀に移住してくるという服部さん。これからガッツリと密におもしろいことを企画していきたいですね!
密に繋がって元気になるのは人だけではありません。
こちらは私が手がける円形畝。
大小異なる多種多様な有用植物20種類が混成密生で植わっています。
3月末に蒔いたタネが発芽し、サラダで食べられるくらいに成長していました。
これ、普通のようで普通じゃないことなんですよ。
こちらは、ほぼ同時期に造成してもらった別畝。
ハーブや山菜などはなく、多様性がまだ乏しい状態です。
写真ではなかなか伝わりづらいですが、成長の違いに差があるのがわかりますか?
同じ密生混成でも、こんなに違いが出てくる。
こんな短期間にも関わらず。
私の畝と他の畝で、どうしてこれだけの差や違いが出てくるのか。
これが私が協生農法を実践してきた6年間で導き出した「解」の一つです。
密生混成のさせ方にもコツがある。
25度を超える夏日だったこの日。
休憩時間には、地元のHさんがアイスと冷たい飲み物の差し入れをくださいました。
めちゃくちゃ有難い。
物はもちろんですが、こうして素性も知らぬ僕らの活動を地元の人が応援してくださるという御気持ちが何よりも有難い。
外と内、大地と空、人と動植物、友と友、心の循環、魂の共鳴。
これは単なる農作業ではありません。
伊賀の地から日本を変える世界を変える。
次世代のむらづくり。価値観の転換。
和と環。円と縁。
楽しすぎるね。
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お天気も良くて、皆さんのびのびと作業されていて気持ちよさそう。
いろんな方がいて、こちらも植物同様に多様ですね。
はい、同じ丸畝でも確かに成長や密度に違いがみえます。
「密生混成のさせ方のコツ」知りたいです〜!
同じ種類の野菜をきれいに並べてはいけないのかしら。規則性をもたせちゃいけないとか?
たつさん
ありがとうございます!そうなんです。人の心も植物も多様であればあるほどチカラを増すことを実感しております。
密生混成のやり方は、そんなたいそうな技術面ではないですー。
単純に多年草ハーブを適度の間隔に植えてあげればいいだけですよ笑
もったいぶらせてすいませーん! あとは回すように種を蒔けばOKです。